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2020年6月

2020年6月30日 (火)

摂食の体勢

私は療養介護事業として週に3日コーヒー等を飲む日を設けている。

本来ゴクンの時鼻への穴を塞ぐ軟口蓋の動きが悪いので、コーヒーの鼻への逆流を防ぐため過去体勢をいろいろ変えたりノーズクリップを変えたりしてきたが、ここにきてベストな体勢が見つかった。

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要は人工呼吸時の気道確保のような体勢をとれば食道が開き、逆流そのものを起きにくくすればいいことに気が付いた訳だ。

この体勢にした効果は抜群で、それまでゴクンの度に口からオーバーフローしていたコーヒーもほとんどオーバーフローしなくなった。

元々はコーヒーの味を楽しめれば良かったからオーバーフローはするもので良かったのだが、飲めることが分かった今はオーバーフローしたコーヒーをもったいないと思ってしまう。

そもそもこういう体勢になればコーヒーが鼻に侵入することも口からオーバーフローすることも防げることは、喉頭摘出し気管と食道を分離した構造が分かっていれば病院の看護師から提案があってもいいと思う。

残念ながらそんなことは期待出来ないので、結局自分の療養環境は自分で改善するしかないのだ。

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2020年6月29日 (月)

LINEビデオ通話

遅ればせながら私が所属するALS協会香川県支部でもWeb会議を支部運営委員会等の打ち合わせで試してみることになった。

新型コロナウイルス感染防止のため今年度の運営委員会は全てメール等の書面による打ち合わせで行ってきたが、私からスマホでのWeb会議を導入してはどうかと提案してみたところやってみましょうかとなり、私がWeb会議の準備をすることになった。

提案した当初は有名なZoom等のWeb会議アプリを使うことを考えていた。

すでに仕事でスマホでのWeb会議の経験がある妻にWeb会議の使い勝手を聞いてみた。それによると妻の勤める会社ではWebexというアプリを使っていてさすがにスマホだと参加者の画像は小さいが打ち合わせに問題は無いってことだった。

Webexを調べると無料でも1会議50分使えることが分かった。

Webexの使い方動画Zoomの使い方動画を参考にしたらおそらくメンバーの方々も使えそうだ。

そう思っていたら妻がLINEのビデオ通話の方が簡単にできるかも。

確かにLINEなら既に運営委員会メンバーにインストールされている可能性が高いしビデオ通話の経験者がいるかも。(いました。)

そうは言っても私自身はビデオ通話の経験が無かったので妻にビデオ通話を試す時間を作ってもらうように頼んでいた。

日曜日の夕方横浜の娘からの父の日のプレゼントを持って来てくれたので急遽私・妻・横浜の娘3人でビデオ通話を試させてもらった。

事前にLINEビデオ通話の動画を見て流れは分かっているつもりでいたが、やはり実際にやってみるまで分からないことはあるものだ。

動画を見ただけでは気付かなかったのが通話の音声のことだ。私は普段VysorでAndroidスマホをパソコン画面に表示させて操作しているが、スマホで音楽を聴いたり動画を見たことが無かった。だから気付かなかったのだがビデオ通話する時にはヘッドホンをパソコンからスマホにつなぎ変える必要があったのだ。個室ではないのだから。

まあ娘と会話らしきものもできたし便利な機能であることは分かった。

それに私に関してはWi-Fi電波が良好でも動きがあるのは目と口元のわずかしかないので、ビデオは必要なく音声だけでもイイのではと思った。

2020年6月 7日 (日)

散髪

6月になり私の入院している病棟の患者への面会か、香川県内の家族に限り1時間以内で許可された。

それで昨日の夕方に妻が来てくれ散髪をしてくれた。

散髪は実に6ヶ月ぶりだ。いつもなら3か4ヶ月毎にしていたから6ヶ月も伸ばすとさすがにうっとうしさを感じてた。

とりあえず髪はさっぱりしたが次はいつできるだろうか・・・

新コロナがこのまま収束するとは報道を見聞きする限りとても思えない。

そうは言っても我々は新コロナの治療薬やワクチンが開発されるのを待つことしかできない。

たとえ治療薬やワクチンが開発されても我々に回ってくるのは下手すると1年以上待つことになるかもしれないが・・・

悲しいかな新コロナ禍であろうとなかろうと私の日常生活は一切変わらない。せめて人並みに手洗いに気を配る生活をしてみたいものだ。今更ではあるが・・・

2020年6月 1日 (月)

デモ機

以前ブログにも書いたが今使っている意思伝達装置にハードディスクの警告が出続けている。

ちょうど6月末で耐用年数を満たすので意思伝達装置を買い替えることにした。

今回も慣れているオペレートナビの意思伝達装置にするか流行りの視線操作対応の意思伝達装置にするか仕様等をアルファテックに問い合わせたところ、高松医療センターには視線操作のOrihime eyemiyasukuEyeConSWが入ったデモ機を預けてあるので試してみてはと回答があった。

早速担当のOTの先生に連絡を取り今日1時間ほど試すことになった。

OTの先生はまだ慣れていないのかかなり手こずる場面が見られたがそれでも両方の操作性を確認することが出来た。

私的にはmiyasukuEyeConSWの方が使いやすいと感じた。

miyasukuEyeConSWは広島県のユニコーンが開発元で香川県にも担当者がしょっちゅう来ているという情報をOTの先生から聞いたが、これはサポート面も期待していいのではないかと思える。

デスクトップパソコンに対応していればオペレートナビとマジに悩みそう・・・

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