おしゃぶりスイッチ

以前Facebookの友達でALS患者の仲間からPPSスイッチのエアバッグセンサーの改造版の「噛むスイッチ」の作り方を教えてもらい妻に作ってもらった。
http://voice.txt-nifty.com/blog/2015/01/post-fc61.html

噛むスイッチは唾液吸引とセットで使わないとならないが、唾液吸引ストローと噛むスイッチを口に入れると噛むスイッチの位置がズレることがありスイッチ操作に影響が出ることがあった。

なんとかならないかなーと思っていたところ、2月に徳島県の鴨島病院で開催された「重症難病患者のコミュニケーション支援者養成講座@徳島」でH先生から「おしゃぶりスイッチ」なるものを紹介してもらった。

実際に使わせてもらったところ、口の中での収まりがよく少々のことではズレそうもなかった。

私も妻に作ってもらおうと後日H先生にチューブやおしゃぶりのサイズと接続方法を尋ねたところ、なんと接着剤は使わず内径と外径の合うチューブをホームセンターで現物合わせで探したとのこと。

それで私は出来るだけサイズを調べてみようとネットで調べたり問い合わせしたのだが結局おしゃぶりの内径が分からなかったので、見た記憶のサイズとの隙間があった場合接着剤で埋めることにした。

それで妻に作ってもらったのがこれ。

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今回は徳島で見たとおりT字継ぎ手でゴム球を付けたが、私の使い方の場合は無くても良かったかもしれない。(PPSスイッチの感度調整で十分)

それと今回おしゃぶりはNUKのMサイズを買い板の手前で切断したが、妻に言わせると哺乳瓶用乳首があるらしいから今度はそれを買うつもり。

参考までに今回作成したおしゃぶりスイッチの構成部品のサイズ等を示す。

おしゃぶり(NUKサイズM)
次回は哺乳瓶用乳首(NUKサイズM)を買う予定
②おしゃぶりの中に入れるビニールホース(外径9㎜内径6㎜)※外径9㎜で少しおしゃぶりとの隙間ができるので、チューブを組み合わせ外径10㎜にすればぴったりNUKのM乳首が入るかもしれない。外径9㎜でも接着剤で隙間を埋めれば使える。
③口・鼻用カテーテル (噛むスイッチの残り)
T字継ぎ手4㎜
ゴムチューブ(ゴム袋から切断)
ゴム球
シリコンチューブ(内径4㎜外径6㎜)

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「重症難病患者のコミュニケーション支援者養成講座@徳島」二日目に参加

昨日徳島県の鴨島病院で開催された「重症難病患者のコミュニケーション支援者養成講座@徳島」二日目に参加するため、日勤の看護師さんがそろってすぐ車椅子へ移乗させてもらった。

今回の遠出は5年前に鳴門に出かけて以来の高速道路を経由した遠出だ。
http://voice.txt-nifty.com/blog/2012/05/post-ab1b.html
http://voice.txt-nifty.com/blog/2012/05/post-cf1a.html

新品では6時間もつという呼吸器の外部バッテリーも充電を繰り返すうちにかなり使用時間は短くなっていると考えねばならない。過去にえらい目にあったこともあるし・・・

高速道路走行中にバッテリーが切れると予備バッテリーにつなぎ替えるのも困難なので、今回から介護タクシー内ではシガーソケットから電源を取りインバーター経由呼吸器の電源に用いることを目論んだ。

インバーターといっても周波数を変化させてモーターの回転数を制御する空調エンジニアにはお馴染みの例のやつではなく、単純に直流から交流に変換することに特化したものだ。

介護タクシーに乗り込むとすぐにシガーソケットを使わせて欲しいと伝えたところ、シガーソケットはカーナビに使っているし鴨島病院は初めて行くから無理と断られた。

まあ、行きは外部バッテリーでもつだもうから、不安のある帰りにシガーソケットを使わせてもらえることに。

1時間半程で鴨島病院近くに着いたのだが、病院の入り口が分からずうろうろ・・・カーナビで分からない?

結局10時に間に合わず遅刻してしまった。

「伝の心」紹介の途中から参加することになったが、改めて伝の心の説明を聞いてみるとけっこう制約が多いシステムだと感じた。

中でもWordやExcelを追加インストールしたら意思伝達装置としての保証がなくなるというのは知らなかったが、あまりにも厳しいなー。

次の「オペレートナビ」では私をヘビーユーザーとして紹介してくだった。本来ここで華麗にオペレートナビの操作を披露出来ればいいのだが、あいにくこの日のスイッチは日頃使っていないPPSスイッチを改造した噛むスイッチしかなくとても無理だった。

やはりキモはスイッチなのだ。

このあとH先生から噛むスイッチの改造例として、赤ちゃん用おしゃぶりを使った物、シリコンチューブの先を縛った物、チューブ内の空気圧を調整する物等を教えてもらった。

私のノートパソコンにTobii Eye Tracker 4CのドライバとHeartyAiをインストールもお願いし、キャリブレーションへの手順も教えてもらった。

そのキャリブレーションも、それまで遠くのスクリーンを見続けたあとに行ったから精度が低かったかもしれない。

4C自体も感度が上がっているからか、HeartyAiの視線が飛び回り安定しない。

現時点でいえば4CよりもEyeXの方が使いやすい可能性もあるが、普段使っているデスクトップパソコンで試してからその判断をしようと思う。

私が個別にレクチャーを受けている間に講座は進んでいたので、以前から興味があったiPadやiPhone等のiOS端末をワンスイッチで操作する方法を見させてもらった。

病室では高機能なパソコンのニーズは当面続くと思うが、車椅子上で使うには軽量なタブレットが便利だ。

設置する立場の妻も好印象を持ったようだ。

ここでもキモはスイッチをいかに操作できるかによるなという印象を持った。

そもそもこの講座に参加した目的は、私の所属する日本ALS協会香川県支部でもこういう講座を計画して効果が期待できるか、やるならどのような内容がいいかを見させてもらったわけだ。

ローテクの透明文字盤や口文字からハイテクの意思伝達装置まで、いろんなコミュニケーション手段とその違いを患者・家族だけでなく、患者にかかわる人に知ってもらうことは患者のQOL向上効果が期待できると思った。

内容についてはスイッチの種類とどのような使われ方をしているか、できるだけ現物を前に説明する内容が望まれると報告するつもりだ。

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新しい意思伝達装置

今日新しい意思伝達装置が納入された。

意思伝達装置として支給を受けたのは今回で3回目だが、今回も私は京都の業者であるアルファテックの意思伝達装置ANAVI-8を選んだ。

なぜ地元香川の業者ではなく遠い京都の業者にするのかというと、香川には使い慣れたオペレートナビベースの意思伝達装置が販売されていないことと、技術的サポートが受けられるからだ。

今回も納入までにはいろいろメールで相談した結果、ANAVI-8+環境制御装置の併用+パソコン切替使用出来る回路を組んでみた。

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ANAVI-8に追加した回路を配線してくれたのはありがたかった。もちろん、有償ではあるが。

実のところWindows8.1のパソコンは初めてなので、ぼちぼち操作方法を覚えつつ、とりあえず設定してもらった環境制御装置も実際に使っているうちにより使いやすい設定が分かってくるから変更せねばならない。

環境制御装置が2台だからチャンネル数は余裕だが、順番にはけっこう悩む。

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オペレートナビTT設定2.キーボード登録(2)既存のキーボードを改造

初心者のためのオペレートナビTT設定動画の4回目、一応最終回です。

今回の動画は既存のキーボードを改造する例として、「かな」キーボードを改造して「Word」用キーボードを作ります。

予めWordのキーボードショートカットを調べておきます。ヘルプやネット検索で「Word キーボードショートカット」を調べたら見つかると思います。

また、Wordのリボンにマウスポインタを合わせると、キーヒントが表示されキーボードショートカットが表示されます。

「オペレートナビ設定」を起動し「かな」キーボードを選んで「編集」を選択します。

「キーボード編集」画面が出たら、まずWord用のキーボードに変更します。

Word用キーを追加するため「行」を挿入します。

ショートカットをそれぞれのキーに設定します。

ショートカットが無い場合は、「ジャンプ」をキーに設定します。

先程挿入した行をグループ登録します。

このキーボードを対応させるウインドウを設定します。

このキーボードを認識させるため、オペナビを再起動します。

http://www.dailymotion.com/video/x29322v_%E3%82%AA%E3%83%9A%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%93tt%E8%A8%AD%E5%AE%9A%EF%BC%92-%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89%E7%99%BB%E9%8C%B2-%EF%BC%92-%E6%97%A2%E5%AD%98%E3%81%AE%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%92%E6%94%B9%E9%80%A0_tech

今回の動画はYouTubeの15分枠に収まらなかったので、Dailymotionを利用しました。広告が邪魔で見えない場合は、ダウンロードしてご覧ください。

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オペレートナビTT設定 2.キーボード登録(1)Webから入手 b

初心者のためのオペレートナビTT設定動画の3回目です。

圧縮ファイルのkbz形式は「オペレートナビ設定」の「インポート」で自動的にセットファイルにキーボードが組み込まれますが、キーボードそのまま、kbd形式で提供された場合は、手動でセットファイルに組み込む必要があります。その方法を説明します。

今回はオペレートナビメーリングリストから、青空文庫対応のテキストビューア「smoopy」用キーボードをダウンロードすることにします。

ダウンロードページから「smoopy.kbd」をダウンロードします。

ダウンロードフォルダには、「smoopy.kbd」がありますので、それを切り取るかコピーします。

次は「smoopy.kbd」をセットファイルのKeyBoardフォルダ内にに貼り付けるわけです。

C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\ttools\OpeNavi\TT\(セットファイル名)\KeyBoardとなります。

あとはkbz形式と同じです。

http://youtu.be/T04vilURoxo

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オペレートナビTT設定 2.キーボード登録(1)Webから入手 a

初心者のためのオペレートナビTT設定動画の2回目です。

キーボードを追加する方法として、おそらく一番簡単なのが、キーボード配布サイトやメーリングリストのメンバーから入手することなので、その方法を説明します。

ネット上にはキーボードを配布しているサイトがいくつかあります。

テクノツール
http://opnv.ttools.co.jp/keyboard.html

オペナビアシストページ
http://opnv.bine.jp/kbd3.html

靖夫サロンホームページ
http://members3.jcom.home.ne.jp/yasuo-post/inde_annai-j.html

ほとんどが圧縮ファイルのkbz形式で提供されています。

その中から今回は、テクノツールのサイトからkbz形式のファイル、ペイント用キーボードをダウンロードし、インポートします。

kbd形式については、次回説明します。

http://youtu.be/gQFYA9kAaQA

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オペレートナビTT設定 1.アプリケーション追加

オペレートナビTT初心者の方向けに、「AP起動」へアプリケーションを追加する方法の動画を作成しました。

内容は、今後たびたび使うであろう「オペレートナビ設定」を追加します。

いちいち「スタート」から起動しなくても良くなりますので便利です。

それと、「フォルダ」をアプリケーションとして追加します。

フォルダを「AP起動」へ追加するためには、フォルダのショートカットを作り、そのショートカットを登録します。

例として「コントロールパネル」を追加します。

http://youtu.be/lg4MEBHiXn0

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Win7pro & オペナビTT

先週の日曜日と昨日の日曜日の夕方WinXPproにダウングレードしていた意思伝達装置のパソコンを、元のWin7proに戻し、Win7用のオペナビTTをインストールする作業を妻にやってもらった。

Win7proに戻す作業はすんなりいったのだが、オペナビTTから採用された不正使用防止のUSBキーの認識がうまくいかず多少手間取ってしまった。

結果的にはUSBキーを挿すポートを別のポートへ替えることでちゃんと認識されたのだが・・・

オペナビのような障害者向けソフトは、大抵開発コストの割にユーザー数が限られるため一般のソフトと比べ高額な感じがするのは仕方ないと思う。
オペレートナビTT 73,290円
オペレートナビTT(優待版) 29,400円

だけど私を含め多くの購入者は「情報通信支援用具」制度等公的支援を受けて購入していると思うので、実質は販売価格の1割自己負担で一般ソフト並の価格で購入していると思っていた。

なので、今回オペナビの開発・販売元であるテクノツールがUSBキーを導入するくらい不正使用があったのかと、正直意外に思っている。

それにしても、不正使用防止策としてUSBキーってのはどうなんだろう。

USB接続不良による認識エラーも多いようだし、ユーザー登録を必須にしソフト的な不正使用防止を図ってもらった方が良いと思うのだが。

肝心のオペナビTTの使い勝手だが、オペナビEX2と比べてすこぶる悪い。

なんといっても介助者がいないと、あらゆるソフトウェアがインストール出来ないのは不便この上ない。

確かに取説には介助者と行うよう書いてあるが、EX2では私ひとりで出来ていたのだ。

私のように介助者(妻)と離れて暮らす者は、ちょっと便利そうな(フリー&シェア)ソフトを見つけても、試しにインストールして使ってみることが出来なくなったのだ。

これはインストール操作をするとWin7のアカウント制御の確認ダイヤログが表示されるのだが、このダイヤログが表示されている間はオペナビの操作が出来なくなるので、介助者に「はい」をクリックしてもらう必要が生じてしまう。

この現象は私のパソコンだけに起こっている可能性もあるので、一応オペナビメーリングリストに相談しようと思っている。

(7/30追記)オペナビメーリングリストとFacebookの友達に教えてもらった。

どうやらオペナビTTユーザーの皆さんはWin7のUACを無効にして使っているようだ。(取説に書いてあった。^^;)

【windows 7 「ユーザーアカウント制御」UACを無効にして効率よく作業をする。パソブル】
http://www.pasoble.jp/windows/7/08805.html

なるほど、これなら使える!

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情報通信支援用具

来年4月にWinXPのサポートが終了する。

私の意思伝達装置はWinXP仕様なので、サポート終了前に新OS仕様に変更する必要がある。

最新のWindowsは8(8.1)であるが、私のように普通のキーボードやマウスを操作出来ない患者にとっては、肝心のWindows操作ソフト「オペレートナビ」が最新Windowsに対応していなければどうしようもない。ちなみにWinXP対応はオペレートナビEX2、Win7対応はオペレートナビTT

現在オペレートナビが対応している最新Windowsは7なので、必然的に私の意思伝達装置もWin7仕様に変更することになる。

さて、このような理由でWin7用のオペレートナビTTが必要になるのだが、出来るだけ費用を低く抑えたいので、公的支援制度を利用することにした。

まず考えたのが、意思伝達装置の修理で申請することだったが、高松市役所に問い合わせても前例が無いとかで厚労省や近隣県に問い合わせてると----未だ未回答。

次に、オペレートナビメーリングリストに相談して教えてもらった「情報通信支援用具」として申請が可能か問い合わせたところ、こちらはすぐに可能との回答をえた。

私としては、オペレートナビTTさえ入手出来ればどの制度でもかまわないので、「情報通信支援用具」を利用し1割自己負担することにした。

申請用紙は「高松市重度障害者日常生活用具給付申請書」を用い、「給付を希望する理由」欄には「現在使用している意思伝達装置に組み込まれているWindowsXP用操作支援ソフトウェア「オペレートナビEX」を、WindowsXPのサポートが終了する来年4月以降も意思伝達装置を使用する為、Windows7用「オペレートナビTT」に変更する必要があるため。」と書き、市の受託業者からオペレートナビTT(優待版)の見積書とカタログを取り寄せ申請した。

市役所から翌週には申請認可の通知が届いたのだが、肝心のオペレートナビTT(優待版)がいつまで経っても届かない。

通知は同時期に業者にも届くはずで、通常は数日で申請した物が届く。今まではそうだった・・・

それで業者に確認したら、どうやら注文を忘れたようだ。

私の場合は急がないから別にかまわないが、業者にはしっかりしてもらいたいし、行政もちゃんとフォローしてもらいたいものだ。

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アイトラッキング

今朝「NHKニュースおはよう日本」でアイトラッキングの技術が紹介されていた。

その中でALSの患者さんがトビー製意思伝達装置を視線入力で操作する様子を紹介しており、興味深く見させてもらった。

トビー製の視線入力意思伝達装置は3年程前に試用させてもらったことがある。
http://voice.txt-nifty.com/blog/2010/08/post-73b5.html

3月開催のITパラリンピック2013でもパンフレットが配布されていたので、娘にもらってきてもらいPDF化して見ている。

試用したときに気になったのが、最初に行うキャリブレーション操作がここの看護師さんに出来るだろうか?ということなのだが、パンフレットによると頭が大きく動いてもOKとあるので、キャリブレーションが不要になったのだろうか?

もしキャリブレーションが不要になってるなら、オペレートナビでは扱いにくいOfficeのリボンも、視線入力のトビーならおそらく扱いやすそうなので、2年後の意思伝達装置更新時には検討候補の一つになるのかもしれない。

Tobii X2-60 アイトラッカー
http://www.tobii.com/ja-JP/eye-tracking-research/japan/products/hardware/tobii-x2-60-eye-tracker/

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