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『クローズアップ現代』

NHKの『クローズアップ現代』私の呼吸器を外してください~「生と死」をめぐる議論~という番組を見た。

放送されたのは2月2日だったが、その頃私は耳の痛みで臥せっていたので録画だけしておき、耳の痛みが無くなった先日その録画分を見たのだ。

番組の内容は、あるALS患者さんの「意思疎通が出来なくなったら呼吸器を外し苦痛を取り除く治療だけしてほしい」との願いを病院の倫理委員会が認めたという画期的なことと、現在の法律では刑事訴追される可能性を理由に病院長が倫理委員会の決定を認められないとしていることを取り上げ、日本でも「生と死」の議論が始まりつつあるというものだった。

この番組に関連してALSメーリングリストでも意見や感想が述べられていた。

また別のALS患者さんは自身のHP上で「呼吸器を装着したALS患者の尊厳死を法制化することの是非を問うアンケート」始められた。
http://www2.snowman.ne.jp/~masasi/cgi-bin/komento-ankeito/votedata1/vote8.cgi

私の現在の考えとしては、倫理委員会の出した結果に賛成だし尊厳死の法制化についても賛成の部分が大きくなっている。

尊厳死の法制化については以前は反対の部分が大きかったが、入院療養を続ける間に変化してきた。

反対理由の大きなモノとして、もし尊厳死が法制化されたら
『口うるさい患者には看護側がケアをしなくなり、患者に「死にたい」と思わせるイジメや虐待が黙認されるようになる。』
という意見がある。

確かにあり得る話で私なんかは一番にやられるかもしれないとも思うが、基本的には医療に携わる人はそれなりの志を持っていることを信じて、そんなことはしないと思う。

まあこれは、私が意思疎通出来る現時点での病院のケアを、割と高く評価しているともいえる。昨年夏、ALS患者の療養環境を都市工学の見地から研究されている先生に聞かれた時は70点位(高専時代同様合格点ラインを60点として)と答えたように思う。

しかし意思疎通出来なくなった時のことを現在の受けているケアから予想すると、せいぜい40点しか付けられないのが現状だ。

もし自分が意思疎通出来なくなったら、ケアや体位交換の不備に伴う肉体的苦痛に耐え続けなければならないのかと思うと憂鬱にもなる。

ただ意思疎通の手段に希望もある。

これもALSメーリングリストからの情報だが、脳波でロボットアームを操作できるSFのようなシステムが開発されているとか!
http://i.gizmodo.com/5150632/smart-wheelchair-features-a-brain+controlled-robotic-arm

テクノロジー万歳!

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